新領域法務のご案内
考えることから、法務をつくる。
何が起きているのか。何を実現し、何を守るべきなのか。弁護士法人EICは、目の前の問いを掘り下げることから始めます。技術や事業の仕組み、表現や創作の背景、社会との関わりを理解し、事実と証拠、法の趣旨を踏まえて、課題と対応の道筋を考えます。
表現・情報法と知的財産を基軸に、その思考を契約・ルールづくり、交渉・訴訟、権利の保護と被害の回復につなげます。個人・企業の新しい活動を支え、権利・生活・安全を守るための法務に取り組みます。
情報の取得・利用・発信から、機器をつなぐIoT、移動・交通と海洋・船舶へ広がるIoMへ。さらに、事故が起きた場合の原因・責任、損害賠償と保険による補償へ。技術と現場の運用、創作と事業活動のつながりを捉え、一つひとつの事案に即して対応を組み立てます。
主な取扱分野
情報から技術の利用、事故・補償へつながる法務と、創作・事業活動を支える法務を、5つの分野でご案内します。
| No. | 分野 | ご相談の例 |
|---|---|---|
| 1 | 情報・AI・データ法務 | AI・データの利用、個人情報・営業秘密、サイバー事故、新しい情報発信と権利侵害 |
| 2 | 知的財産・創作・メディア法務 | 作品・技術・研究成果、生成AIと創作、制作・配信、ブランドの保護と利用 |
| 3 | 新領域企業法務・契約・一般民事 | 新規事業・商取引、新領域の広告・表現・マーケティング、継続相談、個人・企業の紛争 |
| 4 | IoT・IoM・環境の法務 | 接続機器、移動・交通、海洋・船舶、製品安全、環境・エネルギー・自然資源・食 |
| 5 | 重大事故・損害賠償・保険 | 事故の原因・責任と証拠、人身被害・事業損失の回復、保険金請求 |
情報・AI・データ法務
情報を集め、分析し、共有し、発信する。その各段階で、利用の可能性と守るべき権利を考えます。AIサービスの開発・導入、データの利活用について、取得方法、利用目的、契約条件、個人情報・営業秘密の保護を整理します。
生成AIによる画像・音声の合成や、SNS・動画・プラットフォームを通じた発信など、表現手法の変化に伴う権利の問題にも取り組みます。名誉・信用・プライバシー等の保護と表現の自由を踏まえ、削除や開示を求める方、請求を受けた方の双方からご相談を受けます。
- AI・生成AIの利用規約、入力情報・生成物、データ共有・外部サービス利用の条件整備
- 個人情報、映像・位置情報・センサーデータの取得・利用・提供、営業秘密の管理
- 情報漏えい、サイバー攻撃、データの無断利用に伴う法的対応
- なりすまし、名誉毀損・信用毀損・プライバシー侵害、投稿・記事の削除・訂正
- 発信者情報開示請求、開示請求や損害賠償請求を受けた場合の対応
知的財産・創作・メディア法務
作品・技術・研究成果を守り、その価値を次の創作や事業につなげます。著作権・著作隣接権、商標権、特許権、意匠権、営業秘密と契約による保護を踏まえ、成果の帰属、利用・公開の範囲、侵害への対応を検討します。
生成AIによる制作、デジタルコンテンツの配信、仮想空間での表現、二次創作など、新しい創作・流通の形に関わる法務も扱います。企画・制作から公開・二次利用まで、創作者、出演者、開発者、事業者、利用者の関係を整理します。
名称・ロゴ・活動名などのブランドの保護と利用についても、創作物の権利や情報発信との関係を踏まえて検討します。
- 著作権・商標・特許・意匠の保護、差止め・損害賠償請求、侵害の警告への対応
- 共同研究開発・技術提供・ライセンス契約、研究成果・改良技術の帰属と営業秘密の管理
- 生成AIの学習・制作、素材・データ・ソフトウェア・オープンソースの利用条件
- 制作・出演・配信契約、著作権・肖像等の権利処理、報酬・二次利用・メディア運営のルール
- 名称・ロゴの保護、商標の出願に関する相談、ブランドの使用許諾、模倣への対応
新領域企業法務・契約・一般民事
新しい技術や発想を事業として形にし、取引を継続するために、何を整えるべきか。起業、新規事業、共同開発、デジタルサービスなどの構想と実態を理解し、契約・規約、権利と責任、日々の運用を具体化します。
新領域の広告・表現・マーケティング
生成AIによる広告制作や人物表現、データを用いた配信、SNS・動画・仮想空間での発信など、技術と表現手法の変化に伴う法的課題を扱います。誰が何を伝え、受け手にどう認識されるかを踏まえ、表示の根拠、権利処理、広告であることの示し方、データの利用条件を併せて検討します。
- 新規事業・商取引、実証実験、事業提携・業務委託・販売に関する契約と規制の検討
- 利用規約・秘密保持契約、品質保証・保守・更新、責任分担とサービス終了時の条件整備
- AI・データを用いた広告、インフルエンサー・アフィリエイト・タイアップ施策の契約と表示
- 技術の性能・安全性、環境配慮、医療・美容・食品・金融等の広告審査、運用ルールと行政対応
- 事故・不祥事等の説明・公表資料の法的検討、顧問・継続相談と社内ルールの整備
個人の創作・研究活動やサービス利用に関する契約、利用停止・解除・返金等の紛争、個人・ご家族の一般民事、日常的な企業法務も扱います。具体的な事情に即して、相談・契約整備から交渉・訴訟まで対応を検討します。
IoT・IoM・環境の法務
センサーや機器をつなぐIoTでは、データの取扱いが、機器の動作や現場の安全にも関わります。機器・ソフトウェア・通信・クラウド・運用の関係を確認し、開発から保守・更新、サービス終了までの役割と責任を整理します。
IoMは、EICではInternet of Mobility(移動・交通)とInternet of Marine(海洋・船舶)の両面から捉えます。自動運転、物流、港湾・船舶システム、自動運航、海洋ロボットなど、接続された機器とデータが社会で使われる場面の契約・規制・安全を検討します。
- IoT機器・制御システムの開発・導入・保守、データ連携・ソフトウェア更新に関する契約
- 移動・交通、港湾・船舶、自動運航、海洋調査に関する実証・事業化と運用条件
- 製品安全、セキュリティ、障害・緊急時の対応、利用者への説明と記録の管理
環境・エネルギー・自然資源・食
自然資源の利用と環境保全、地域の暮らしに関わる法務も扱います。エネルギー、漁業・養殖、食品の生産・流通、ブルーカーボン等の取組について、契約・規制・成果の利用条件を検討します。環境汚染・公害、食品の安全・表示、生活や事業への被害についても、事業を進める方と影響を受ける方の双方からご相談を受けます。
重大事故・損害賠償・保険
何が事故を引き起こし、誰がどのような責任を負うのか。設計・仕様、契約、安全管理、事故時の状況を確認し、原因と損害のつながりを検討します。写真・映像、技術資料、運行・運航記録、通信・操作ログ等の保全と分析を重視し、交渉・訴訟に必要な主張と証拠を組み立てます。
製品・設備、交通・運送、海事・海難、旅行・スポーツ・レジャーの事故から、システム障害やサイバー攻撃による被害まで。被害を受けた方の損害回復と、賠償請求を受けた企業・関係者の対応を扱います。
損害賠償と保険による補償
人身被害や事業損失の範囲・金額を検討し、賠償請求や紛争に対応します。保険は、賠償責任の有無とは別に、契約・約款に即して補償範囲と免責を確認します。
- 死亡・重傷事故、製品・設備事故、交通・海難事故、スキューバダイビング等のレジャー事故
- 情報漏えい、システム障害・サイバー攻撃に伴う損害と事業中断
- 製造・開発・提供・運行・運営に関わる当事者の責任分担、損害賠償請求と求償
- 賠償責任保険・傷害保険・サイバー保険・海上保険等の保険金請求、不払い・減額をめぐる紛争
- 事業開始時の責任分担・安全管理と、保険による備えの法的検討