情報環境の高度化や国際的な資本移動の活発化により、近年は従来の金融法務だけでは対応しきれない 新しい領域が生まれています。
当事務所では、こうした変化に伴う「新領域金融」に関する法律問題について、 基本原則を大切にしながら、丁寧にサポートいたします。
特設サイト 新領域金融法務
新領域金融法務とは
新領域金融法務とは、情報・データ・技術・国際スキームなど、複数の要素が重なり合う 新しいタイプの金融サービスや金融構造に関する法務を指します。
例えば、企業がデータを活用して新しい価値を生み出す場面、海外法人や特別目的会社(SPC)を 組み合わせた資金調達の仕組み、金融とITが接続する場面などがこれに含まれます。
保険やリスク移転などの要素が関係する場面もありますが、 あくまで全体の一部であり、当事務所では「情報・資本・構造」の観点から 全体像を整理した上で、適切な法的検討を行います。
取扱領域の例
- 情報・データを活用した新しい金融サービスに関する法的整理
- 国内・海外の特別目的会社(SPC)を用いた資金スキームの分析
- FinTech・InsurTech など、金融と技術が交差する分野の法務支援
- 国際的な資金移動・資本構造に関する基礎的な検討
- 企業の資金調達・リスク管理に関する一般的な助言
- データの取扱い・外部サービス利用に伴う契約書の確認支援
上記は一例であり、事案に応じて企業法務、IT法務、情報法務などと横断的に整理しながら、 分かりやすいかたちでご説明することを心がけております。
当事務所の基本姿勢
新しい金融分野は専門用語が多く、分かりにくい印象を受けられることもあります。
当事務所では、仕組みをそのまま提示するのではなく、 「何が問題となり得るのか」「どの部分に注意すべきか」を明確にすることを重視しています。
・複雑な構造でも、まず全体像から丁寧に整理すること
・法的観点と実務的観点の両方を踏まえて助言すること
・情報の流れや関係者の役割を分かりやすく可視化すること
こうした基本姿勢をもとに、適切な意思決定ができるよう支援いたします。
ご相談について
「まだ検討が始まったばかり」「何から整理すればよいかわからない」といった段階でも、 遠慮なくご相談ください。
状況を伺いながら、必要なポイントを一緒に紐解いてまいります。